【コミック】雄飛小山ゆう が面白い。

  • 2017.07.19 Wednesday
  • 23:24

【コミック】雄飛小山ゆう を読む。

主人公雄飛が、ヤクザの親分の養子となり、ボクサーとして成長していくのだが、しだいにヤクザの組の仕切りに手腕を発揮するようになる。親分は明らかに山口組三台目田岡組長を意識したキャラクターで、峻堂という敵役との抗争など東映任侠映画の雰囲気が充満している。

今回は興行の世界に手を広げ、それを面白く思わない峻堂が邪魔に入るなどは任侠映画の定石。東映映画ファンマインドを揺すぶる出来だ。こういう世界をマンガで描けるとは思わなかった。

そう言えば「がんぼナニワ悪道編」は「仁義なき戦い」の世界だし、「闇金ウシジマくん/真鍋昌平」でもヤクザの世界が出てきた。東映がヤクザ映画を作らなくなったので、マンガで楽しみしかなくなった。しかしこの作品映画化すると面白そうなのだが。

【コミック】うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち/田中圭一 が勉強になる。

  • 2017.07.13 Thursday
  • 23:29

【コミック】うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち/田中圭一 を読む。

うつのトンネルから抜けた著者とインタビューした17人分の「うつヌケ」体験談が漫画になっているもの。

 

いくつかの示唆に富んでいて勉強になる。

・ウツの原因は、自己嫌悪、自信喪失であることが多い。薬でなおるというものではない。性格改造+休養+薬 でしょうか。

・体がストップをかけている状態である。

・何かのきっかけで元に戻る。人からの信頼とか、小さい楽しみとか。

・突然リターンがある。しかし、それも気圧など理由があることが多い。

・うつのトリガーの理由、経過、トンネル抜けは十人十鬱である。

・まずはウツのイメージをブニョ、ブニョにしたのが分かりやすい。これからはこのイメージで浮かぶことだろう。

・十人十鬱は言え作者は10年。長い。

 

『うつは「なる」ものじゃなくて誰の心の中にも「眠っている」もの。ストレスや気温差・気圧差など、色々な原因で心が弱ると、眠りから目を覚ます。』

【コミック】セトウツミず仝杵堕徒蕁,面白い。

  • 2017.06.16 Friday
  • 23:10

「せとって書くと人が殴られてるように見える」「猫あるある」「手術前の女の子の前でのノリ会話」。最近はバルーンさん、ハツ美ちゃん、ゲームの審判・蒲生君、ヤクザのおじちゃんなどゲスト出演も多いのだが基本は河原での漫才のような会話で声出して笑える漫画ってこれだけではないかと思う。

手術前の女の子との会話は

「わたし市立病院で入院してるんです。」

「そうなんやうちのお婆ちゃんもそこで入院してるで。死ぬ人が行くと言われてる別館の方やけど」

「わたしも別館です。」

「・・・・」

「・・・・」

という気まずさをごまかすために

「こないだの連休どこ行ってたん」

というどうでもいい会話を異常に熱心に始めるとこなんてこの漫画の真骨頂だ。

「無断駐車は1万円もらいます」の表示について

  • 2017.03.24 Friday
  • 23:39

「カバチ!!! -カバチタレ!3-原作:田島隆、漫画:東風孝弘」を読む。

中にサブエピソードで、時々街で見かける例えば「無断駐車は1万円もらいます」という表示について触れていて面白かった。

 

一方的に罰金をとると宣言をしているだけで、法律では当事者が合意をして初めて効力が生じるので、1万円を払うことを承諾しなければ払う必要はない。
しかし、無断駐車したほうは損害賠償金を払う義務がある。
賠償金の算定は、駐車場が賃貸なら月ごとの賃料を30日で割さらに24時間で割って無断駐車された時間をかけた金額になる。

2万円なら30円程度になる。その支払義務はある。警察に電話しても民事なので対応されない。

「東京タラレバ娘東村アキコ」が面白い。

  • 2017.03.20 Monday
  • 22:53

GEOに行き、漫画を10冊借りてくる。10冊だと1週間借りられる。

漫画は映画の本数と同数と決めているので、映画10本ごとに10冊借りる。休みの日に2冊、平日に1冊とするとちょうど消化できる量だ。

 

今日は「アオアシ⊂林 有吾 (著), 上野 直彦 (企画・原案)」「東京タラレバ娘東村アキコ」を読む。ともに面白い。

 

「東京タラレバ娘」のテレビドラマは2回しか見てないので展開が同じかどうか分からないが、ゴキブリが出たので店の前の通りすがりの男性を引き入れたのが出会いのきっかけなど、あんまりな展開だ。「だから漫画はいい加減」と考えるかそんないい加減な設定が許されるのは漫画の特権と考えるべきか。少なくともドラマにはその特権はないので漫画どおりのドラマ化はまずいと思う。

 

設定には無理があるが、30歳過ぎて感覚が若い子とは違ってきて少し自虐が入ってるあたりがおかしい。
カラオケで宮史郎の「片恋酒」を歌いながら

「ヤバい。しみるわこの歌詞。我々のことを言われてる気しかしない。何か最近のJ−POPより昔の演歌の歌詞のほうが全然グッとくるわ。」
とか
「カフェラテじゃなくカフェオレだったしね、あたしらがハタチの頃は」
とか
「THE虎舞竜敵な・・・?」「古いな例えが」

 

そうだな、昔はカフェオレがお洒落な飲み物だった。

 

原作とドラマの違い

  • 2017.02.12 Sunday
  • 07:47

【コミック】東京タラレバ娘‥貘璽▲コ を読む。
テレビでは、店の者が酔いつぶれた倫子@吉高由里子をいつもケンカしている金髪男KEYにおんぶして連れ帰るように頼む。そんなあまり面識のないどちらかというと仲の悪い若い男性に正体をなくした女性を送るように頼むことってまず考えられない。ましてその店には親友の小雪@大島優子がいるのにだ。おんぶし歩くシーンの次にはソファに下ろすシーンになっていたがどうやってドアの鍵を開けたのやら。あまりにいい加減な展開だ。実際彼は送り狼になってしまう。

原作のマンガならこういう筋立てでもしょうがないがと思っていたが、マンガではそんないい加減な話にはしてなかった。失礼しました。

前段の話で、彼女から仕事を奪った若手脚本家がプロデューサーに枕営業をしていると思い、後をつけるとホテルで打ち合わせしていただけだったというのがテレビの内容だが、マンガでは箱根温泉まで行ってる。二人はプライベートな付き合いがあったということになる。脚本家が枕営業してるという設定はテレビではNGだったのでしょうか。それとも旅館撮影は経費面、時間面でダメだっのか。

倫子の脚本がボツのなったのはKEYが彼女の脚本を批判したからで、その責任を感じて彼は旅館まで行くというのがマンガの中の話。こちらのほうがよほどしっかりした筋立てだ。

マンガは絵という表現なのでドラマよりリアルさは求められなくていいところがある。そのマンガよりお粗末なドラマの展開ってなんなのだと思う。

今年のベストテン<コミック>

  • 2016.12.31 Saturday
  • 11:23

ONE OUTS〜甲斐谷忍
▲札肇Ε張澂 銑∈仝杵堕徒
カバチ!!! -カバチタレ!3-А銑原作:田島隆、漫画:東風孝弘
いんぽナニワ悪道編〜Ω矯遏田島隆、漫画:東風孝弘
ヌ掬┐凌有 銑甲斐谷忍
η箸菠垢い討れ 銑∈斬執明
Д錺鵐僖鵐泪鶚〜原作:ONE 漫画:村田雄介
┘ングダムぁ銑原 泰久
雄飛 銑ぞ山ゆう
喰う寝るふたり 住むふたりテ暮キノコ
 

97冊読。(昨年は61冊)

 

映画の本数と合わせてるので増えた。

,里△襪發里錬瓦帖◆↓、Α↓とこちらもリアルなものが増えてる。

セトウツミ〆仝杵堕徒

  • 2016.09.23 Friday
  • 05:58

映画化もされて人気マンガになってる。放課後、高校生が川べりでおしゃべりしてるだけのマンガで、よくまぁそういうマンガを書こうと思ったものだ。会話によほどの自信がないとできない。「波よ聞いてくれ/沙村広明」という最近こうした小説を書いても十分いけそうな作家が増えたような気がする。

 

少し無断転載。

 

「何歳ぐらい?」

「30代から50代くらいかな」

「なんやその白骨死体ばりの年齢の幅」

 

「こないだ 親知らず抜いてん」

「え?」

「いや・・・こないだ親知らず抜いたって・・・」

「二度聞き史上一番しょうもなかったわ」

 

「訊いてくれへん?」

「嫌やそんなん」

「頼むわバナナあげるから」

「なんでバナナでいける思たん?」

 

「俺たちが生まれてきたんも芸術みたいなもんちゃうか?」

「さっきからちょいちょい挟んでくる名言なんなん?」

 

「小吉はよ帰りや!今日カレーの初日やで!」

「何日か続くの前提やん」

 

「ものっすごい面白い遊び思いついてんけど」

「絶対おもんないわそれ」

 

【コミック】カバチ!!! -カバチタレ!3-原作:田島隆、漫画:東風孝弘 が面白い

  • 2016.08.05 Friday
  • 06:09

今のマンガで一番おもしろいのはこれではないかと思う。人気はあまりないようなので、やはりおじさん好みということかもしれない。

前回は離婚に関係した話をいくつか並行して紹介していたが、今回のテーマはフーゾク。

本筋は、盗撮がバレて、店のヤクザにつかまってしまう話。ひたすら逃げようとケータイまで変えるのだがそれでも見つかってしまう。念書を書かされ、100万円を無理やり払わされる。盗撮することはないが、何かの弱みを見せるとこうやってヤクザが食いついてくるのかとリアルな怖さがある。自分も同じような行動をとってしまいそうだ。

それから主人公、田村の反撃になる。法律的にはこういう解釈になるのかというあたりが勉強になるを超えてスリリング。知的興奮がありますね。

 

後半はOLがキャバ嬢になる話だが、キャバクラはホステスという個人事業主に場所を貸してるという契約なので、客が逃げたりしたら支払い義務が発生すという仕組みがなかなか巧妙だ。つまり貸し倒れはホステルの責任となる。副業の腰かけで始めてのに、借金返しに追われてしまう。しかし、それは労基法違反になる。

 

どの回も取材に行き届いていて、ほとんど知らないこと。勉強にもなるが、法律にからんだ人間関係が面白い。

 

【コミック】ONE OUTS9暖綯忍 ★★★★★

  • 2016.01.12 Tuesday
  • 04:58
年俸ではなくて、1アウトいくら、点数をとられたらマイナスという契約での試合運び。「ライアーゲーム」の甲斐谷さんらしい展開になってきた。ストレートしか投げられないのだが、回転数を変えられるので変化球のような効果がある。それを心理を読み取ることでバッターを倒していく。オーナーから新条件4つがついて、ベンチの言うことには絶対に従うことということで、3連投を言われたりする。心理を読まれないために、バットを重いものを持たせてバットスイングを少し下げる。バッターは普通に振っているので投手はそれを読み切れない 故障中のベテラン選手。故障している肘に包帯を巻かせて、インコースに投げようとしても心理敵にアウトコースに球が入ってしまうなど。
『勝つとはすなわち負かす事 蹴落とす事 つまずいたヤツを踏みつぶす事 ドブに落ちたイヌを棒で沈める事 ぱっくり開いたキズ口に塩をすり込む事 勝ち残るとは屍を越える事だ・・・決して美しい事じゃない むしろ残酷な事なんだ それでも頂上に立ちたいと言うのなら鬼になれ。』

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