「嫌われる勇気:自己啓発の源流「アドラー」の教え」

  • 2018.11.11 Sunday
  • 04:48

少し前に読んだ「嫌われる勇気:自己啓発の源流「アドラー」の教え/岸見 一郎」を少しまとめてみた。
アドラー心理学というけど、人生の生き方に関する啓発の本みたいだ。

アドラーの心理学ではいくつかのファクターがあって、なるほどと思うもの、思うけど実行は困難なもの、理解できないものと分かれる。

◆基本にあるのは人間の思考は過去の「原因」ではなく、「目的」に沿ったものだと捉える。
『怒る原因があって怒るんじゃなくて、大声を出すという目的をかなえるために怒りの感情を作り上げる。相手を屈服させる手段として怒りという感情を捏造する。』
『今のあなたが不幸なのは自らの手で「不幸であること」を選んだからなのです。』
『短所ばかりが目についてしまうのは、あなたが「自分を好きにならないでおこう」と、決心しているからです』。
『問題は能力ではなく、勇気なのだ』

※幸福になるためには例えば勉強しないといけないが、それは面倒なので不幸でもいいや、自分を好きにならなくてもいいという道を選択している。これがアドラー心理学の入口でもって一番飲み込みにくい。

◆劣等感について
『健全な劣等感とは、他者との比較のなかで生まれるのではなく、「理想の自分」との比較から生まれるものです』
『大切なのはなにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである。』
『もしも自慢する人がいるとすれば、それは劣等感を感じているからにすぎない。』
※これはそのとおりだと思うのだけど、実践できるかと言うとなかなか難しいところがある。

◆自分に正直に生きる。
『われわれは「他者の期待を満たすために生きているのではない」。他者からの評価ばかりを気にしていると、最終的には他者の人生を生きることになります。』
『他者の期待を満たすように生きること、そして自分の人生を他人任せにすること。これは、自分に嘘をつき、周囲の人々に対しても嘘をつき続ける生き方なのです。』
※そのためには嫌われてもいとわないことだ ということで、これが本のタイトルになるほど重要なこと。嫌われる勇気を持て!自由と自立を獲得にするにはこれしかない。分かるのだけどなかなか難しそうなことではある。特に日本人は。

◆「課題の分離」「他者の課題を切り捨てよ」
※これもアドラー心理学の基本。これは誰の課題かを考えて、他者の課題と判断したら切り捨てる。
子どもが勉強しないからといって、それは子どもの課題であると考える。子どもに対して支援は必要でも「勉強しなさい」と言うことはおかしいということになる。これを実行すると人生はシンプルになる。

◆人生に目的を持たない。今を生きる。
『人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那なのです。踊っているのですから、その場にとどまることはありません。しかし、目的地は存在しないのです。』
『人生全体にうすぼんやりとした光を当てているからこそ、過去や未来が見えてしまう。しかし、もしも「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てていたら、過去も未来も見えなくなるでしょう。』
『「いま、ここ」にスポットライトを当てるというのは、いまできることを真剣かつ丁寧にやっていくことです。』
※人生は目的に向かって生きるものとすると、目的を果たすまでは仮の自分でしかなく目的を果たせないと人生の意味を失う。人に勝とうとすると負けた時、悪い意味で特別な存在になろうとする安直な優越性を追求したりする。今を真剣かつ丁寧にという言葉は同じように思っていることだ。

その上で、幸福感とは「他者への貢献」にあるとしている。

根底にあるのは、自立と信念と自分に対する厳しさと理性的な生き方ですね。

アドラーの考え方に共鳴したとしても自分を変えるには生きてきた年齢の半分はかかるとあって、ワタシの場合、30数年かかることになる。もう間に合いませんね。
とはいえ教えられることも多く、他のアドラー本を読んで少しでも人生のヒントを得たいですね。

最近見たテレビ

  • 2018.11.09 Friday
  • 11:14

・「TVシンポジウム「認知症当事者からのメッセージ」」(NHKEテレ)
・「NHKスペシャル「“樹木希林”を生きる」」(NHK総合)
・「フェイクニュース」前・後編(NHK総合テレビ) 
・「BS1スペシャル「羽生善治と“AI世代”〜絶対王者に挑んだ若手棋士たち〜」」(NHK BS1)
・「あさイチ「プレミアムトーク 立川志の輔」」(NHK総合)
・「連続ドラマW 真犯人」(WOWOW)
・「平成30年度NHK新人落語大賞」(NHK総合)
・「平成30年度NHK新人お笑い大賞」(NHK総合)

前回も並べてみてNHKばかりと思ったが今回もそうですね。

◆「TVシンポジウム「認知症当事者からのメッセージ」」は、認知症をとりまくドキュメントと話し合い。認知症の第一人者の長谷川和夫医師は認知症になったことを公表しており、その一日を追ったものが興味深い。

長谷川和夫医師は、以前は痴呆症と言っていたものを認知症と言うようにした人。彼が作った簡単な認知症チェックシートは広く使われている。

彼のような認知症を熟知している人でも認知症になるということは予防は難しいのだろうと改めて思う。

しかし、彼の日常は楽しそうである。2日に一度散髪に行き、雑談している。毎日、喫茶店に行き、座って外の様子を見ている。かわいいおじいちゃんだからできることなんだろうけど、認知症当事者かくあるべしという日常だった。

◆「NHKスペシャル「“樹木希林”を生きる」」も興味深かった。
1年近く密着取材をしてるのだが、樹木希林にしてみると作品がちっとも面白くならないという。どうしたら面白くなるか樹木希林が考えている。PET検査の写真までもってきてこれでなんとか面白くならないかしらと心配する。樹木希林を素材として冷静に見てる樹木希林がいて、その客観性に驚く。
最後の作品はドイツ映画で、そこであの《生きる》で志村喬が歌う「ゴンドラの唄」を歌うところが最後の撮影になった。なんという偶然。いや違うな。たぶんこれも全部計算なんだろうな。

◆「フェイクニュース」は野木亜紀子作の社会派ドラマ。「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」とヒット作を連発して、今は「獣になれない私たち」が放送されている。

青虫がうどんに混入していたことで、被害者がツィッターにあげて拡散させ、そのうどん会社を攻撃する。さらに他のものが混じっている情報提供があり、そのうどん会社は大きなダメージを受ける。それを追求している北川景子のいるネットニュース会社。PVの数しか言わない編集長。個人レベルでニセの情報を流し社会的に広げることができる時代。ネットニュース社も新聞社ほど真実を大切にしない。いったいどこに真実があるのか。「真実なんてどうでもいい。どうせみんな信じたいことを信じ、信じたいことは無視してるだけだ」と言う。ネット社会の問題点をスリリングにリアルに描いていて、すごいぞ野木亜紀子と思う。

最近目にした認知症予防方法

  • 2018.11.08 Thursday
  • 11:13

父親がアルツハイマー型認知症という診断を受け、その介護の仕方も気になるところだが、他人事ではなく予防法についての情報にも敏感になってる。

◆先日のTV「名医とつながる!たけしの家庭の医学」では、日本の学会が楽器演奏が“効果あり"としたことを紹介していた。楽器演奏のかわりに歌いながら手拍子でも効果があるとか。
どこかにしまってるギターをまたとりだそうかなぁ。

◆TV「世界一受けたい授業」 では
『フィンランドで行われた最近の研究で、ある食べ物を1日1つ食べると認知症のリスクが低下することがわかったんだそうです。その食べ物とは何でしょうか?

正解は…卵

認知症の原因のひとつとして考えられているのが、記憶と関係が深い神経伝達物質・アセチルコリンの減少。卵にはアセチルコリンの元となる、コリンが豊富に含まれているのです。

最新の研究によると、1日1個卵を食べたグループは食べてないグループに比べ、認知症の発症リスクが22%も低下したことが、わかっています。』

出ました!卵!!
卵について5月の日記で「週刊文春」の「ベストセラー著者UCLA助教授が特別指南「究極の食事」実践編」の記事を紹介した。
『卵については、従来言われてきたように悪玉コレステロールを上げないことがわかってきました。ただ『血液検査の数値を上げないから大丈夫』ではないのです。
卵は一日一個以上食べると糖尿病や心不全のリスクを上げるという研究がある。多くとも週に六個までにした方がいいでしょう』

卵の評価はあまりにコロコロかわるので、今はなるべく食べないようにしている。
料理に使われているのは良しとするが、目玉焼き、スクランプルエッグなどは食べない。スキヤキの卵も禁止にしている。

しかし、ここにきて認知症に効果ありとの新情報。

ネットで調べると
『コリンを多く含む食べ物は、鶏卵の黄身で2000mg含まれていてダントツとなります。』
とある。

「卵は1日1個まで」の常識は古い アルツハイマー病予防の効果も - ライブドアニュース http://news.livedoor.com/article/detail/13480228/
には
『117歳で亡くなった、イタリアのエマ・モラーノさんは、若い頃から1日3個以上の卵を食べ続け、100歳を超えても認知機能が低下しなかったという。』

とりあえず卵を少し解禁しようかな。

◆「週刊朝日」で認知症予防をとりあげていてそこでの項目
1.人に会う。会話をする。
2.体操やスポーツをする
3.料理をする
4.規則正しい生活をする
5.楽器を演奏する
6.絵を描く。習字や切り絵をする
7.農業、畑仕事をする
8.日記を書く。記録する。
9.新聞を読む。読書をする。
10.バランスのとれた食事をする
11.よくかんで食べる
12.適切な睡眠習慣をもつ
13.現役で仕事を続ける。
14.役割をもつ。人から頼りにされる
15.クロスワードパズルなどで脳トレをする

こうした日記を書くということもボケ防止になる(はず)。『文字を書くことは知的活動で、その日に起きたことを脳が復習するいい訓練になる。時々、過去に書いたものを読み返すと、回想療法の効果も期待できる。』そうだ。
ここにも楽器演奏が出てくる。

最近見た映画

  • 2018.11.07 Wednesday
  • 11:12

・新感染 ファイナル・エクスプレス(韓国/2016年)
  ★★★★★
・女神の見えざる手 (フランス=アメリカ/2017年)
  ★★★★
・秋刀魚の味 (日本/1962年)
  ★★★★☆
・南極料理人 (日本/2009年)
  ★★★★
・SCOOP! (日本/2016年)
  ★★★★
・キングスマン:ゴールデン・サークル (イギリス/2017年)
  ★★★★
・緋牡丹博徒 お命戴きます(日本/1971年)
  ★★★★
・緋牡丹博徒 仁義通します(日本/1971年)
  ★★★★
・素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店 (オランダ/2015年)
  ★★★☆
・甘き人生 (イタリア=フランス/2016年)
  ★★★
・ただ、君を愛してる (日本/2006年)
  ★★★
・若葉のころ (台湾/2015年)
  ★★

別に意識して見てるわけではないが、8カ国の映画を見てる。なぜかアメリカの作品が少ない。

《新感染 ファイナル・エクスプレス》は、ゾンビ映画史上の傑作だ。電車内でゾンビが発生したらば、というアイデアが素晴らしい。車両間の縦のアクションがスリリングだ。

韓国のゾンビは、走ると人間より速いし、力も強いと掟破りだ。ただ相手が見えないと襲ってこない。つまり電車がトンネルに入ってる時だけは静かだ というようなディテイルで話をどんどん膨らましていく。How interesting!

《女神の見えざる手》は、知名度の高い映画なんですかね?これもHow interesting!ロビー活動の話でちょっと馴染みがない世界なんだけど、法廷モノの一種ですね。

話が面白いので、細かいことは書けないけど、なんと素晴らしいシナリオなんでしょう。見てない人は是非。

《秋刀魚の味》は小津安二郎の遺作。小津安二郎の映画では、登場人物はセリフは棒読み、表情はなるべく崩さない。演技することを徹底して抑え込んでるように見える。こんな感じの会話をする人はいない。クールを通り越してシュールに感じる。そこがたまらなく好きなところだ。日常生活で笠智衆の真似してみようとするがこうはならない。

お気に入り川柳(無断転載)

  • 2018.11.06 Tuesday
  • 11:11

◆利子だろう通帳のこの黒いシミ

◆タラレバとダメモトなのよ人生は

◆このおかず何なんだくらい聞いてよね

◆そだねーといいねーしかない与党席

◆卒業後因数分解した事ない

◆「どちらかと言えば」で迫るアンケート

◆「過ちは繰り返さない」繰り返し

◆飲み会の時はビニール傘で行く

◆永久歯ちょっと言い過ぎだと思う

◆のど自慢たまに面倒くさい人

 

「私はもう財政再建は不可能だと思ってます。」

  • 2018.11.05 Monday
  • 11:10

最近聞いたラジオ

◆「谷村新司 cafeダンディズム」が9月で終了して、「LEGENDS」という番組に衣替えした。こちらは谷村新司以外に甲斐よしひろ、宇崎竜童、岩崎宏美が交代でDJをしている。時間が30分から1時間になった。甲斐よしひろ、宇崎竜童も好きなのでいいですね。

 

◆先日講演に行ったおすぎとピーコがラジオ番組を持ってることを知った。「シスター・シスター」と言う。これもyoutubeにあるので聞いてみることにする。昔、深夜放送で二人のDJをよく聞いていた。金子由香利はその時に知った。

おすぎとピーコのシスター・シスター|九州朝日放送 http://www.kbc.co.jp/radio/sister/

 

◆村上春樹の「村上RADIO(レディオ)」が好評だったとのことで、2回目があった。これもかなり作り込まれていてとても楽しい番組になっている。続けて欲しいですね。

 

◆「久米宏ラジオなんですけど」に弁護士の明石順平さんという方が出ていて、日本経済の話をしていたのだが、戦慄ものでした。

「消費税の引き上げやるんですか?」

「また、引き伸ばしの可能性が高いんじゃないですか?」

「国債の長期金利があがるというようなことがあるんですか?」

「あがるんでしょうが、今でもそうですが、何かあると日銀が出てきてパーッと買ってますよね。あの誤魔化しが通用する限りは、延期し続けるんじゃないかという気もするんですけど。」

「それは日銀が調整しきれるもんですか?」

「それが分からないですね。私が危惧しているのは、国債の金利は押さえつけることができるとしても、通貨の信用ですよね。ずっとインチキやってるわけですから。

こいつらインチキしてるなと思われたら円がドーンと下がってくるという現象が、いつか起きるんじゃないかということを私は思ってますけど。そんな都合のいいことにはならないだろうなと私は思ってます。

私はもう財政再建は不可能だと思ってます。いくら緊縮をしても無理だと。消費税の増税も、私から見ると無駄な抵抗なんです。水鉄砲で山火事を消そうとしているような。

財政が崩壊するとどうなるのか、ということを経験しないと国民は分からないと思う。事態はもうそういうところまで来てると思う。」

「財政破綻のきっかけは?どんなことが最初に起きるんですか?」

「円がどんどん下がってきて、物価は上がってきて、普通だったら日銀が出てきて物価を抑える何らかの措置をとるんですけど、あれっ、おさまんないぞって言う風になっていくと思う。そういう現象が起きると、私は思っています。」

「日本ではそういうことは起きないとずっと思ってきたけど、それはオリンピックの前ですか?」

「後じゃないですかね。後が怖いなと思いますけど。それはわかりませんど、ただ長い目で見ると、このままずっとこの状態で行くということはありえないなと思ってます。

今の借金も大きいですけど未来の借金のほうが遥かにでかいですから。高齢者がもっと増えますから後期高齢者のピークは2054年で、若い働き手は2400万人くらい減りますから。だから税金とか負担しきれるわけがないんで、どっかの時点で財政が維持できなくなって、最終的には通貨の信用に響いてくるんだろうと思います。」

「それじゃあその破綻を防ぐためには今どうすればいい?」

「超緊縮大増税しか方法はないけど、そんなこと国民は納得しないから通貨がトーンと下がるというのを経験するしかないのかなと。」

※そんな都合のいいことにはならないだろうなとワタシも思います。でも、反対のことを言ってる人もいる。国の所有資産は膨大なので借金は帳消しにできるとか。

そう経済に詳しいわけではないので、どちらが正しいか断定的なことは言えない。

しかし、それでも「そんなバカな」という思いは消えない。明石さんはもう何をしても手遅れで、座して死を待つしかないという意見だ。

荻原博子さんが週刊誌で、消費税はまた先延ばしになるだろうと予測していた。消費税をあげると経済が失速するのは事実のようで、といって、上げないと財政が破綻するのでしょうがないと思っていたが、すでに破綻しているので関係ないというのが明石さんの意見なんですね。

最近、戦慄を感じたのは、南海トラフト地震の起きる確率が最大80%と変更された時。大地震に円の崩壊、日本のカタストロフィーはそこまで来てるんじゃないと心配になる。

どうすればいいんだろ。金でも買うといいのかな。と言っても預金を取り崩して金を買うほどの行動力がないんですね。

「海が動いてる!」

  • 2018.11.03 Saturday
  • 11:08

別府湾クルーズに家族4人で行く。大分市の海岸線は埋め立てられていて臨海工業地帯となっている。それを海側から見るという1時間くらいのクルーズだ。船はさんふらわぁと言う7階まである大型のフェリーだ。

案内を聞いてると新日鉄住金は毎日26000トンの鉄を生産をしている。車1台はおよそ1トンの鉄を使うので、毎日26000台分の車が作れる量で、これは世界一だとのこと。そうなんだ。知らなかった。

往路では源流太鼓少年隊の和太鼓の演奏があった。全国で優勝したそうだ。全力で激しく叩いているので隣にあわせましょうという気遣いをする余裕がないのだが、音に乱れがない。すごい練習をしてるんだろう。

昼、休憩室で、小さい子が窓から外を見て「海が動いてる!」と親に言ってるのがおかしかった。

最近聞いた音楽

  • 2018.11.02 Friday
  • 13:15

・谷村新司/ステージ・セレクション・アルバム EARLY TIMES ★★★★
・エリック・クラプトン/Forever Man 2枚組        ★★★★
・ボブ・ディラン/Triplicate [Studio Album] Columbia 3枚組 ★★★☆
・クミコ with 風街レビュー/デラシネ             ★★★

音楽番組は
・平井堅 Ken's Bar 20th Anniversary Special!! Premium Live in NY(WOWOW)
・日曜スーパーライブ斉藤和義25th Anniversary Live 1993-2018 25<26 〜これからもヨロチクビーチク〜(WOWOW)
・SONGS「大竹しのぶ」(NHK総合)


◆Ken's Barは、20周年を祝ってニューヨークで開催された。彼のコンサートではリクエストコーナーが好きだ。ボールを投げてリクエストをもらう。平井堅とボールをもらった観客のやりとりがおかしく楽しい。

リクエストが「ポップスター」で、歌ったら、とても盛り上がって、「これがマックスやったらどうしよ」とボソッと言ったりするのがおかしい。人柄がにじみ出ますね。ニューヨーク公演ということで、ヒット曲大盤振る舞い。

新曲の「知らないんでしょ」は、あまりちゃんと聞いてなくてコンサートで初めて詞の内容に触れる。

表面上は仲良し、内心ではすごく嫌ってる同性の友達に当てた内容ですね。ありそうなシチュエーションで、その言葉が辛辣だ。

♪あの子を傷つけたいのに 褒めてしまう こんなに こんなに 醜く笑うの
♪汚れているのに その手をつないでしまう 私は 私は 静かな嘘つき

♪私なんて知らないんでしょ?私なんて見えてないんでしょ?
♪あなたに笑いかけては心で 何度も殺すの

平井堅は、男中島みゆきと思っているのだが、最近とみに尖ってきてる。

◆[谷村新司/ステージ・セレクション・アルバム EARLY TIMES]は初期のアルバムを再録音したベスト盤。

谷村新司作品では、ラブソングというより、「恋愛もの」と言った方がいいような作品が一番好きだ。

「モーニングコール」は聞いたことのある曲だが、歌詞をあまり聞いてなかった。
通勤途中に年下の彼にモーニングコールする年上の女性が失恋するまでを繊細に描いている。

♪いつからかこれが私の生きがいになってしまっていたの

♪あれは雨の日いつものようにはずむ指先で廻したダイヤル 電話の向こうではしゃぐ女の声つくろう貴方の声が遠くで聞こえた・・・

最後は、自分の部屋にダイヤルして
♪年の数まで数えたら 明るく街に出てゆくわ 

後ろ姿が浮かぶ。短編小説のようなのが谷村新司の曲の特徴。

小川知子とのデュエットで話題になった「忘れていいの」も年上の女性が主人公。

一人で生きるすべならしっているから「忘れていいのよ」と貴方を乗せたバスに向かって手を振る。

♪上着の襟が立ってるわ 自分でちゃんと直すのよ 今日からは
と最初は余裕なのだが、
彼がバスから手を振るのを見ると心が締め付けられてしまう。

♪手を振る貴方に 心は乱れる どうかあなた どうかあなた 行かないで 行かないで


◆[エリック・クラプトン/Forever Man]は2枚組ベスト版。3枚組もあるみたいだ。
1枚目はスタジオ録音で「ティアーズ・イン・ヘブン」「チェンジ・ザ・ワールド」も入ってますのベスト盤。

2枚目はライブテイク。「サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」「ホワイト・ルーム」「レイラ」などが入ってる。エレキのクラプトンは久しぶりに聴く。やっぱかっこいい。でも「レイラ」はアンプラグド。ジャケットもアコギを持ってるクラプトンになっている。

彼の一番の魅力はブルースギターのインプロビゼーションと思うのだが一曲もない。時代が違うのでしょうがないのだろうけどワタシの中ではベストとはならないな。

 

 

「おすぎとピーコが戸田奈津子と語るハリウッドスターの真実」

  • 2018.10.31 Wednesday
  • 06:33

土曜日、「おすぎとピーコが戸田奈津子と語るハリウッドスターの真実」というトークショーに行った。

戸田奈津子さんが80歳台、おすぎとピーコが73歳ということで、話の中の固有名詞がアレ、ソレになってしまう現象は彼らでも同じ。

ピーコ「最近、見ていて死になくなる映画がありました」
オスギ「何ていうの?」
ピーコ「ちょっと待ってね・・・うーん、考えるから少し待ってね。・・・《ともしび》。そうそう《ともしび》」
というペースでの会話。ジュリア・ロバーツの名前が3人とも出てこない。

テンポのあるフリートークが売りの二人には固有名詞が出てこないのはつらいですね。

タイトルになっている「ハリウッドスターの真実」なんて気にしてないようで、沢田研二の話などしている。

かろうじて、トム・クルーズの話はそれらしい。
トム・クルーズは54歳になるのに、前回の「ミッションインポシブル」で水中のシーンがあったので訓練して、6分30秒息が止められるようになったとのこと。6分30秒も水中にいられるためには、体をできるだけ動かさないようにする必要があって、心拍数を少なくすることができるように訓練したとのこと。6分30秒潜るシーンなんてないのだけど、それでも挑戦するのがトム・クルーズとのこと。

今、洋画の翻訳をAIがする方向にあるそう。
ピーコが70歳をすぎると字を読むスピードが落ちていて、字幕が苦しい時があるとのこと。これからこれがひどくなるんだろうなと心配そうである。

ワタシもそうですね。ややこしい字幕の時は一時停止ボタンを使ったりするようになってしまった。

AI化について帰って調べると
YouTube、毎日ビデオ10億本を自動字幕化と発表 | TechCrunch Japan https://jp.techcrunch.com/2017/02/17/20170216youtube-says-it-now-has-automatically-captioned-1b-videos/
なんて記事があった。だんだんそうなって行くんですね。

最近読んだ本

  • 2018.10.29 Monday
  • 20:59

最近読んだ本

・嫌われる勇気:自己啓発の源流「アドラー」の教え/岸見一郎 ★★★★★
・ぼくの伯父さん:単行本未収録エッセイ集/伊丹十三     ★★★★★
・きれいなシワの作り方:淑女の思春期病/村田沙耶香     ★★★★☆
・むかつく二人/三谷幸喜 清水ミチコ            ★★★★☆
・そこでだ、若旦那!/立川談四楼               ★★★★

 

どの本も面白かったなぁ。

 

「嫌われる勇気:自己啓発の源流「アドラー」の教え/岸見一郎」はアドラー心理学の入門本。初めて読む。心理学というより生き方の本ですね。疑問が出てくる内容ということで対話の形にしているのがよかった。
しっくりこないところもあるけど基本的には納得した。アドラー本を続けて読んでみようと思う。気が向いたら別に書いてみます。

 

伊丹十三には夢中だった時期がある。まずエッセイに夢中になり、それから映画、雑誌、講演も聞きに行った。一番の魅力はとにかく面白がるという姿勢ですかね。ずいぶん影響を受けてると思う。

「ぼくの伯父さん:単行本未収録エッセイ集/伊丹十三」は彼に触れる最後の作品となった。読み始めるとすぐに伊丹十三が立ち上がってきて、あー、こんなことを書く人は彼亡き後誰もいなかったと思いながら読み進めた。年譜を見ると64歳で亡くなっている。ワタシより年下なのか。

 

「きれいなシワの作り方:淑女の思春期病/村田沙耶香」は「コンビニ人間」で芥川賞をとった著者のエッセイ。
執筆の時は36歳くらい。その年代ならではのあるあるネタで、若いとは言えなくなった年代の真実と自虐と苛立ちとユーモアが面白い。村田沙耶香のエッセイは今後も全部読まねば。あっ、小説も読むつもりだ。

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